財政事情の逼迫の中で、道路整備に投入できる資金も相当に制限されてきました。今後は、さらに、その傾向が進むものと想像されます。
このような情勢を考慮すると、多額の費用を必要としかつ供用開始までに長時間を要する大規模な道路整備よりも、必要最小限の費用で比較的短期間に整備効果が発現する道路改善の方が社会的に受け入れられやすい、と考えられます。
また、このような道路改善は、周辺住民にとって、きわめて喜ばしいものであり、結果的に道路整備全般に対する再認識にもつながると考えられます。
1.周辺住民の生活環境改善への取組みが評価される。
2.道路改善計画プログラムにより、関係住民に整備順位を明確に示すことができる。
3.道路整備全般に対する住民理解を高めることができる。