●事業紹介①
基幹ネットワークとなる道路の計画・設計
街路・都市環状道路や自動車専用道路など、様々な道路の計画、基本的な構造の検討、用地幅の決定、工事実施に必要な詳細設計などを行っています。
また、自然災害からの復興に関わる道路の調査・設計も行っています。設計ではi-Constructionの推進による建設生産システムの生産性向上・業務効率化に向けて、BIM/CIMにも取り組んでいます。
▲震災からの復興道路
道路・構造・地盤等に関する計画・設計を行う分野です。
国民の安全・安心、生活向上に重要な役割を持つ道路や鉄道といった新しい社会インフラに対して、機能性・構造性・経済性や将来的な維持管理性等を総合的に評価し、質の高い社会資本・ストックを創造・設計しています。
具体には、道路設計、交通・道路施設設計(交差点、駅前広場・道の駅など)、構造物設計(橋梁、トンネル、各種構造物)、鉄道設計、地盤解析・設計および斜面・法面設計などを行っています。
街路・都市環状道路や自動車専用道路など、様々な道路の計画、基本的な構造の検討、用地幅の決定、工事実施に必要な詳細設計などを行っています。
また、自然災害からの復興に関わる道路の調査・設計も行っています。設計ではi-Constructionの推進による建設生産システムの生産性向上・業務効率化に向けて、BIM/CIMにも取り組んでいます。
複数の交通手段をつなぐ駅前広場・交通結節点について、自動車、自転車・歩行者、バス・タクシーにとっての利便性や快適性、安全性を考慮した空間検討を行うとともに、関連する照明(照度分布計算含む)、防護柵、舗装材やベンチなどの附属施設の意匠や配置計画を行う詳細設計を行っています。
計画時には景観面(附属施設の意匠の統一性、植栽計画等)においてCGや動画を活用した検討を行っています。
その他、都市施設として「道の駅」「学校の外構設計」などの設計も行っています。
多様な利用者が共存する道路空間の有効活用のため、既存道路空間の再配分による自転車通行や歩行空間の確保、にぎわい空間の創出など道路利用者にとって快適な空間を提供するための検討を行っています。
基本コンセプトの立案など基本計画から、付属施設(照明、安全施設、利便増進施設など)の意匠や配置検討、舗装材料の選定など細部構造も含めた実施設計までを行っています。
道路整備事業のうち、橋梁・ボックスカルバート・擁壁等の道路構造物について、計画から形式選定、詳細設計を行っています。
形式選定では、経済性だけではなく、構造性や維持管理性、施工性等に配慮した上で、最適な構造形式の提案を実施しています。
詳細設計では、形式選定結果を踏まえた詳細検討を行い、さらに合理的な部材断面・形状を提案し、工事へ向けた設計を実施しています。
この分野でも積極的にBIM/CIMを活用した設計を行っています。
整備新幹線やリニア中央新幹線など、鉄道の橋梁・高架橋の詳細設計から完成後の試験列車走行時のたわみ測定による走行安全性調査、構造物の補修・補強設計を実施しています。
また、床版補強、落橋防止工、修繕作業に伴う部材補強など、既存の鉄道構造物のメンテナンスに係る設計も行っています。
令和4年9月に開業した西九州新幹線(長崎~武雄温泉)の橋梁詳細設計も担当しており、鉄道運輸機構より感謝状を授与しました。
軟弱地盤上に計画される道路の課題(沈下、安定、液状化など)を地盤解析により明らかにします。地盤対策が必要な場合は、総合的な比較検討を行って最適な対策工法を選定し、詳細設計まで行います。
近接施工ではFEMなどを用いたより高度な解析を行い、施工に対する安全性を評価します。