2021/5/14
「川口市で自動運転の実証走行を実施」
当社は、2021年2月2日から25日まで川口市等と共同で自動運転バスの実証走行を中心としたMaaS体験を実施しました。
本事業は、2018年に事業採択された内閣府の「未来技術社会実装事業」の一環で、昨年も自動運転バスの実証実験を実施しています。今回の自動運転車両実証走行実験は、自動運転バスの走行を中心に市内地下鉄や自宅前までの端末交通を一体的に予約・利用できる仕組み(MaaS)を体験いただくもので、延べ316人の方に参加いただきました。
当社は、川口市からの委託を受け、今回の実証実験の社会実装に向けた評価・検証を実施しました。
今回の自動運転バスは自動運転レベル3相当で運行し、新たな取り組みとして日本で初めて、車両の位置情報によりバスが通過できるように延長するという信号協調や、走行ルート上の交差点センサーで他の車両や歩行者などを検知し、自動運転バスへ「停止要求」を通知するというインフラ支援を取り入れました。そのうちの1 箇所は 日本で初めて、信号機のないT字路交差点で実施しました。
また、端末交通の利便性向上に向けた取り組みとして、利用者による呼び出しに応じて自動走行するパーソナルモビリティの実証走行も行いました。
※詳細は別紙をご覧ください。
当社を中核子会社とするFCホールディングスグループは、自動運転やMaaSなど最新技術を活用して、新しい価値の創造により、社会の持続的発展に貢献します。