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2024/9/24

「下部工基礎の洗掘モニタリングシステム」を新技術情報提供システム(NETIS)に登録

 当社が提供している「下部工基礎の洗掘モニタリングシステム」を国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録しました。
 橋梁基礎の洗堀状況の確認については、洪水発生時等に現地に赴く必要があるため、時間を要するとともに危険を伴っていました。本システムを導入することで、現地に行かずに迅速かつ安全に、河川内橋脚の洗掘状況の異常検知および橋梁の通行可否の判断などを行うことが可能となります。
 本技術は、内閣府が推進する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の研究成果であり、「橋梁・トンネル点検支援技術性能カタログ 令和6年4月 国土交通省道路局」、「モニタリング技術活用のための指針(案) 令和4年6月 土木学会」等にも掲載されています。

<システム概要>
橋脚に設置した加速度センサを用いて橋脚の振動データを計測し、計測結果から橋脚基礎の洗掘量を把握するモニタリングシステムです。あらかじめ橋脚に加速度センサと携帯通信機器を設置しておくことで、インターネット接続を用いて現地に行かずにリアルタイムでの状態把握が可能となる技術です。

<NETIS登録技術>
新技術名称    :下部工基礎の洗掘モニタリングシステム
NETIS登録番号:KK-240063-A
WEB:https://www.netis.mlit.go.jp/netis/input/pubsearch/details?regNo=KK-240063%20/

当社を中核子会社とするFCホールディングスグループは、今後も最新の技術を活用したシステムの開発を推進し、持続可能な社会の実現に貢献いたします。

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